
ピル(Pill)とは本来丸薬を意味しますが、一般的には経口避妊薬のことを言います。ピルが最初に紹介された頃は高用量の卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤でしたが、四十年近くをかけた研究の積み重ねによって、避妊効果を持続できる範囲のホルモン量の減量化がはかられ、現在の低用量ピルが誕生しました。
経口避妊薬(ピル)は正しく服用すればほぼ100%の避妊効果が期待でき、女性が自らの手で完全にコントロールできる避妊法です。
ピルとは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲストーゲンの配合経口避妊薬を指します。
低用量ピルには服用周期の中でこの二つのホルモン量を変化させて作った一相性、二相性、三相性のピルがあります。
ピルの歴史は副作用研究の歴史と言われるように、胃腸障害、血栓塞栓症、発ガン性などの関連からエストロゲン量を、心筋梗塞、脂質代謝異常、体重増加との関連からプロゲストーゲン量を減少させ、なお避妊効果を持続できるように工夫したものです。
当院では、女性の生理的なホルモンの変化に合わせて一錠中のホルモンの量を三段階に変えた薬剤を服用する三相性の低用量ピルを処方致します。
人によっては下記のような副作用を感じることがありますが、通常1ヶ月で消失または軽減します。
a)悪心、嘔吐 ・乳房緊満感 ・頭痛 ・下痢 ・体重増加 ・倦怠感 ・ニキビ ・不正出血など 頻度は非常に低いが、ピルを服用すると下記のような病気にかかる確率がわずかに高くなるという報告があります、これらの病気は特に「ピルを服用してはいけない人」が服用した場合に多く見られます。 b)血栓症 ・心筋梗塞 ・乳がんなど 【タバコを吸う習慣のある人がピルをのむと、血栓症や心筋梗塞にかかる危険性を高めるという報告があります。ピルを服用したい人は禁煙する事が必要です】 ピルは避妊効果が高いだけではなく、女性の身体に良い作用(副効用)もあります。 初めて服用する場合は月経開始日から21日間連続で服用します。その後7日間は服用を休止します。休薬期間中(21錠目の服用が終了してから2~4日後)に月経のような出血が起こります。 『21日間服用して7日間休薬する』28日を一周期として、出血が終わっていても続いていても、7日間の休薬が終わった次の日から新しい周期の服用を開始します。※注意してください 低用量ピルは限界まで用量を減らしているため、のみ忘れると妊娠の可能性が高くなります のみ忘れた時は、時間によって服用方法が変わってきます。薬と一緒に入っている説明書を良く読んで正しく服用して下さい。
・ピルの副作用
ピルの副効用
ピルの服用方法
・21錠タイプ〈21錠で1シート〉